お役立ちコラム
「セルフ・オーリング・テスターは、気功・気功治療「健臨会」の主幹である片野貴夫氏が発明しました。オーリングテストは一般的にも認められており、医療現場などでも応用されていますが、片野氏は以前より予防医学の分野、とくに経絡やツボの異常や骨盤のゆがみなどを調べるために、気功治療に用いていました。
しかし、通常のオーリングテストは、2人いないと測定できません。試行錯誤を重ね、1人でも測定できて、個々の握力の違いにも対応できる本製品を考案し、特許を取得しました。
片野貴夫氏 主な著書
セルフ・オーリング・テスターは、病んでいる経絡とツボの見分けのために作られたものですが、身近なことで判断に迷ったときにも使えます。頼りすぎはいけませんが、楽しむ気持ちでいろいろ試してみてください。
慣れてくれば、実際に手に触れていなくても、紙に書いたり、心に思い浮かべてもOK。自分以外の対象にも応用できるので、言葉のしゃべれない赤ちゃんやペットなどには、とくに有効です。
ただし、ギャンブルや宝くじなど、私欲がからんだ場合には、正確な診断はできないようです。また、未来予測などについては、計測した時点での診断と考え、目安としてお使いください。状況や想念が変われば、結果は変化していきます。
正しいテストのしかたは製品に添付されている取扱説明書を参照してください。
【身近な応用例】
もともと人間には、自分にとって「良い・悪い」を感知する優れた能力があります。したがって、このような器具は不要なのかもしれません。しかし、現代人の多くは、あまり自分を信用していませんから、迷ったり悩んだりしています。
そのようなときに、このセルフ・オーリング・テスターは、本来もつ素晴らしい能力を引き出す手助けをしてくれます。いつでも近くに置いて、何度も試してみてください。潜在能力は、訓練するほど研ぎ澄まされていくようです。
セルフ・オーリング・テスターを考案した片野貴夫氏は、これを利用したツボ診断を指導しています。手と足の表裏(陰陽)を、それぞれ3つのブロックに分けることによって、難しい経絡やツボの名前を覚えなくても、症状の原因となるツボを診断できます。詳細は健臨会のページをごらんください。
オーリングテストでは、力が入るか入らないか、すなわちYESかNOでしか答えは返ってきません。セルフォを使っても同様です。しかも、質問に対応した答えしか出ないので、言い回しは工夫した方がいいでしょう。より具体的な聞き方をすればするほど、具体的な答えが返ってきます。
こんな例がありました。「このスカートを買う・買わない」とテストをしたところ、「買わない」というほうに力が入りました。翌日にまた売り場に行ってみると、セールで値段が下がっていました。翌日、再びテストしてみると「買う」に力が入りました。「買わない」→「その日は買わない」→「翌日なら買っていい」という解釈でした。
A、B、C、Dの4つの物の中から自分にふさわしいものを選ぶときは、「AとBではAがいい」「AとBではBがいい」と、ふたつをずつ比べながら、テストするのがいいでしょう。AにもBにも同じように力が入る場合は「あいまい」、すなわち「どちらを選んでも大差なし」ということになります。
意思決定や未来予測をテストする場合、自分の希望が入ってしまうと思われるときには、紙に書いて伏せてテストしてみるのもいいでしょう。
オーリングテストを気功治療に取り入れている片野貴夫氏は、ずいぶん前からオーリングテストが、「二人」いないとできない点に不自由を感じていました。
深夜に帰宅したとき、自分の体のツボをオーリングテストで調べたいと思いましたが、家族はみんな寝ていいて起こすわけにはいきません。一人でもできる方法はないものかと考えていました。
要するに親指と人差し指での力の入り具合の違いが、確認できればいいわけです。あるとき、気功教室の生徒さんが「洗濯ばさみでもできるのではないの?」と言った言葉がきっかけでした。
洗濯ばさみではバネが弱いので、100円ショップで、工作用クランプを買ってきました。目盛のかわりに分度器をつけました。これが、セルフォの原型です。しばらく使っていましたが、手からすべってすぐに飛んでしまう、破損しやすいなどの危険性があったので、工業デザイナーにセルフォの設計を依頼、製品化して、特許をとりました。安全で壊れません。ポケットに入るし、どこでも使えます。
お腹を時計回りになでまわしたときと、反時計回りになでまわしたときでは、オーリングテストでどちらに力が入りますか?
通常、すなわち健康な状態のときは、時計回りにまわしたときに、オーリングテストでは力が入りますが、疲れたり、体調が崩れているときは、反時計回りのほうが、強く力が入ります。
これを解消する方法は、気の流れを調整しなければなりません。
方法は、いくつかあります。
「手首、足首をくるくると横にこすりながらマッサージする」「塩をなめる」「お風呂に入る」などです。
したがってセルフォを使う前には、必ず、お腹を時計回り・反時計回りにまわしてみるか、「ありがとう」「バカ」のテストをしてください。反対になっていたら、上記の方法で、解消してから使いましょう。